千夢5・22レポ

というわけで昨日お昼の回を見させていただきました。


ネタバレ無しの状態(といってもWSは見たけど)で見た君と見る千の夢でした。ネタバレ無しで舞台やコンサートって今まで見たことが無かったので次に何が起こるかわからないというハラハラドキドキ感が楽しかったです。07年以来のグローブ座は前よりも小さく見えました。え、自分大きく(身長的に)なってんのかな?って思ったら舞台が通常よりもせり出ていました。(凸←こんな感じで)入ってびっくりした・・・なんっっだあれ・・・(さっくのマネ)前の5〜6列ぐらいが削れてその周りを客席が囲む感じ。どっからも見てやるぞあいばまさき!って感じの舞台でした。私はそこからは大分離れた席でしたがそれでもとても臨場感のある近さでした。ギラついた目で見てました。やっぱり一回青山行っちゃうとグローブは小さくかんじますね。でも小さいし円形っぽくなってるから舞台が奥まって見える印象がある。でも今回は前に出すことで見切れてしまう部分が見えるのでこの舞台前にせり出し計画は成功だと思います。舞台美術の圧勝といってもいいくらい^^

そんな出演者の足音が響くような緊張感漂う空間で私のお腹は空気を読まず鳴りましたorz

数日前にオトノハであんなに人のこと笑ってすいませんでした!さくらいさん!私のお腹はどぅ〜んでもみゅ〜んでも無くぐ〜〜と鳴りました。おかしいな、コンビニで買ったおにぎりとサンドイッチ食べたのに。さっくよりも一つ余分にサンドイッチ食べたのに!断じてお腹が減ったのではありません。人ってなんでお腹が減ってないのにお腹なるんですかね(引用)そっからずっとお腹に力入れてました(まさに山っこを勝手に再現)ちょっとだけ舞台の内容が頭に入ってきませんでした。そんな緊張感のある舞台でした(お前だけな)。


まーちゃが出てきた瞬間、会場から声にならない声が出てました。おそらく来場者全員の胸がキュンするとああゆう空気(音)になるんだと思います。うっわスタイル半端ねえ。顔ちっさ!顔ちっっさ!(大事だから2回言う)まーちゃの今の髪型はテレビで見るまんまで。襟足は無く前髪も大分伸びてきてほぼ無いので我が家の時のじゅんこみたいな髪形です。これがまた似合うんだ^^今回は出てきた瞬間から喋りだし(アダム越え)、口数も多く(コリン越え)安心しました。でも鼻声でした(コリン同様)。難しいと思います、一番初めからあんなにテンションを上げて演技するのも。最初からなんか怒鳴ったりバタバタしていました。客席に下りるなんて一面もあったり。あれは本当にすごかったです。よくあの席でいた人は正気でいられたと思います。始まる前に今回誘っていただいた方と話していたんです。そろそろ客席にシートベルトっつーかセーフティーバー必要じゃね?ってw前回のGFの時にカーテンコールで舞台に駆け出したお客さんを見かけたので・・・。こんだけ近いとほんと触れちゃうくらいだから、モラルのない人がいないとは限らないし・・・・って。でもそんな人はもちろんいませんでしたし、みなさん割りと平常心で見てらしたので邪念がないってこういうことなんだなって思いました*1


パンフにも「珠玉のファンタジーラブストーリーが生まれた」と書いてあるんだけどまさにファンタジーだなっていう感じがしました。最後の約束的なファンタジーさもありつつ、天使と天使が恋に落ちた的なファンタジーさもあって。まーちゃはマイガールをやって語りかけたりする「静」の演技がすごく上手になったなあと思いました。上から目線で申し訳ないけどwその上達に感動してしまった。あ・・・まーちゃ世界に入ってる・・・って。前まではこっちがドキドキしながら見る場面が多かったけれど完全に「春也」になる瞬間があって。春也としてお父さんと向き合ったり、みっちゃんに甘えたり・・・・本当に二人が付き合って幸せそうだって伝わってきたし。ただ面白いのが2時間15分ずっと「春也」ではなかったりするんだよねw時々あいばまさきが出ちゃうの。最初はまだ春也になりきれてないあいばまさきで、ちょっとこっちも「まだ入りきってないなw」っていうのが分かっちゃうんだけど、30分もすれば「春也」になってる。というより2時間15分かけて春也になっていってるのかな?そんな感覚。今までは横文字の名前ばかりだったから「コリン」「アダム」って呼ばれるだけで見てるこっちもその役に入り込んじゃうっていうしかけ(名前に頼る)があったけれど。日本語の名前だから見てる側も区別しにくいというか。それでこそ演技で勝負してきてるなっていう宮田さんの意気込みは伝わってきました。今回初演や始まった頃のレポなどを一切見ていないのでまーちゃがどんな感じで楽まで持っていってるのかは分からなかったんだけど、多分まーちゃはこの20日間でも成長をし、変化していると思うのでこの時期に見ることができたのも幸運だったなと思いました。慣れが出てしまうとシラけちゃうんだけどね。公演を消化していくという風にはなっていなかったのでよかったなあ。隆ちゃん、大ちゃん、花と春也のアドリブの掛け合いもテンポがよくてチームワークを感じました。あとやっぱり書き下ろしだからっていうのもあるんだけどセリフが自然だった!言わされてる感や翻訳にするとちょっと変な日本語になった感がないって素晴らしいね。セリフを言ってます感が無くてよかった。ただ、宮田さんの演出なのか宮田さんの描くまーちゃの隣にいる女性像っていうのがあるんですかね。毎回女性が同じタイプだな〜って4作目にして気付いちゃったね^^w前向きで正義感があってまーちゃに対して助言してくるタイプというか。特になっちゃん(アダム)とみっちゃん(今作)はセリフを喋る感じがそっくり。声が似てるのかな?みっちゃんはとにかく綺麗な人でした。背も高くてでもまーちゃよりちょっと低くて。舞台栄えする人だなあと思いました。あと今までで一番みんなのメイクが薄いなと思いました。外国人ぽく見せたい=メイク濃くするだったのかな・・・。


・・・・と、色々言いたい放題ですが明日でついに千秋楽です。昨日のカーテンコールでは2回目の中盤から遠慮がちな笑み、3回目でやっと微笑んでくれたのでまーちゃも大分気を張って毎日頑張っているんだなと思いました。記者会見で「死ぬ気で頑張ってきたのでいいものを見せれると思います」って言ってたときにそんな無茶しなくていいのに〜><ってオカンスイッチが作動しましたが、昨日のカーテンコールでもスイッチ作動しました。そんな丁寧に挨拶しなくていいよ〜とりあえず夜の回まで一刻も早く休んで><みたいな。まーちゃが全力で笑ってないときはなんかあまりいい気持ちがしません。2時間15分全力出したんだよ!っていうのが伝わってきていいんだけどね。そんな修行?の日々も明日でおしまいです。次に舞台がやれるのはいつの日かわかりませんが、明日の春也はこの3週間の中で一番の春也になりますようにと祈っています。


(千秋楽後に舞台内容について追記予定)

*1:邪念がないからこそそういう席があたる的な^^